インタラクティブ・ブローカーズ証券(IBKR)で米国株を取引している方へ
IBKRの年間報告書から、確定申告に書く数字をつくる
株の売買損益を約定日の為替レートで円に換算し、配当と外国税額控除の数字もそろえます。報告書はお使いのブラウザの中で計算し、サーバーには送りません。
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最初の版はIBKRの年間アクティビティ・ステートメントに対応します。2027年2月16日の申告受付開始までに公開予定です。
サンプル
2025年分(令和7年分)
架空の数字です。説明のため1ドル=150円で換算しています(TTBとTTSの差は省略)。
| 区分 | 円換算 | 税額の目安 |
| 株式の譲渡益(一般口座)$5,000.00 | 750,000 | 152,362 |
| 配当(国内で源泉徴収済み)$1,200.00 | 180,000 | 源泉済み |
- 上場株式等の譲渡所得等
- 750,000円
- 外国税額控除の対象(配当を申告する場合)
- 18,000円
- 譲渡益にかかる税額(所得税等+住民税)
- 152,362円
なぜ自分で計算する必要があるのか
- 特定口座がないインタラクティブ・ブローカーズ証券は特定口座を提供しておらず、確定申告は自分で行う必要があります。 同社FAQ
- 譲渡益は20.315%上場株式等の譲渡所得は申告分離課税で、所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%です。 国税庁 No.1463
- 配当は二重に引かれている米国株の配当は米国で10%、残りに国内で所得税15.315%と住民税5%が源泉徴収されます。申告不要も選べますが、米国の10%を外国税額控除で取り戻すには確定申告が必要です。 同社FAQ
- 申告は2月16日から3月15日2026年分(令和8年分)は2027年2月16日から3月15日までに申告します。 所得税法第120条
自分で計算すると大変なところ
- 為替の換算売却代金は約定日のTTB、取得価額は約定日のTTSで円に換算します。ドルでは利益でも、円では損失になることがあります(措置法通達37の10・37の11共-6)。
- 2026年は報告書が2通IB LLCからインタラクティブ・ブローカーズ証券への口座移管で、2026年分の年間報告書は移管日まではIB LLC、移管後は同社から別々に発行されます。2通を合わせて計算する必要があります。
- 外国税額控除米国で引かれた10%は控除の対象ですが、控除限度額の計算と明細書の作成が必要です。
- 損失の繰越し上場株式等の譲渡損失は、確定申告をすれば翌年以後3年間繰り越せます。繰り越す間も毎年の申告が必要です。
- 英語の報告書年間報告書は英語・ドル建てで、配当、源泉税、売買がそれぞれ別の場所に載っています。
使い方
- ステップ1報告書をダウンロードIBKRのクライアントポータルの「レポート」から、申告する年のアクティビティ・ステートメントをCSVで保存します。
- ステップ2ブラウザにドラッグファイルはお使いのブラウザの中だけで読み込み、計算します。外部には送りません。
- ステップ3申告書に書く数字株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書と外国税額控除に関する明細書に書く数字を、取引ごとの明細つきで出します。
料金
3,000円1年分(予定)
料金はまだ決まっていません。下のアンケートで、いくらなら払うかを教えてください。事前登録した方から先にご案内します。
よくある質問
税理士の代わりになりますか?
いいえ。法令や通達のとおりに計算し、ご自身で判断が必要なところを示すツールで、税務相談は行いません。最終的には税務署の判断に従ってください。
報告書はアップロードされますか?
いいえ。計算はお使いのブラウザの中で行います。事前登録で保存するのは、ご自身で入力したメールアドレスと回答だけです。
NISA口座の取引はどうなりますか?
NISA口座の売買益と、株式数比例配分方式で受け取った配当は日本では非課税なので、計算の対象から外します。米国で源泉徴収された10%は戻らず、外国税額控除の対象にもなりません。
オプションや先物にも対応しますか?
まずは株式、ETF、配当、利子です。それ以外は事前登録の状況を見て、公開前に対応範囲をお知らせします。
いつから使えますか?
2027年2月16日の申告受付開始までに公開する予定です。事前登録した方に先にメールでお知らせします。